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12月3日   カレンダーの日
2008.12.02


▲フランス1965年発行「美術切手」。
時祷書(じとうしょ)の暦ページから。時祷書とは、キリスト教の個人用祈祷書。きってのランブール兄弟作「ペリー公のいとも豪華なる時祷書」(15世紀初め)は、その代表的なもの。

  カレンダーといえば,誰もが1年365日の暦を当たり前のように思い浮かべます。けれど,その昔,暦は季節や宗数的な行事と密接につながり,国や地方によってさまざまな表情を持つものでした。

たとえば上の切手に描かれた絵もそうした一つです。フランス中世の貴族が愛蔵した個人用の祈祷書から,暦絵を題材にとったものですが,狩猟を示す図が5月を表わしています。

 日本での現在の暦は,旧暦の明治5年(1872)12月3日を,グレゴリオ暦の明治6年(1873)1月1日にして以来のもの。明治4年スタートの郵便制度同様,開化の一大事だったことでしょう。

  この12月3日を記念し,全日本団扇扇子カレンダー協議会では「カレンダーの日」としています。ところで,同協議会のこみいった名称に,あれあれ?とお思いの方も多いことでしょう。カレンダー,団扇,扇子は,もともと商店や企業の名前を入れて顧客に贈るもので,取扱いが一緒になっているがらだそうです。
▲1970年発行「国際文通週間」。
明治5年春、四日市(今の日本橋付近)に移転した駅逓寮の官舎。この官舎があらわれてからグレゴリオ暦の採用までは、半年ほどしかない。

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