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| ▲第3次国宝シリーズ第8集(1989)より、「漢委奴国王」金印 | |
| 俗に、印鑑、はんこと呼ばれる“印章”。 いまの日本人の生活には欠がせないものですが、その歴史は紀元前4000年頃のメソポタミアに溯ります。やがてシルクロードを渡り、紀元前1400年、殷の時代に中国へ。日本へは、上の切手にも登場の「漢委奴国王」の金印(1784年出土)が、渡来した最古の印章といわれます。 さて、10月1日が「印章の日」と聞いて、なぜ?、とお思いの方も多いことでしょう。主催の(社)全日本印章業協会によれば、明治6年(1873)10月1日に、太政官布告で、署名のほかに実印を押す制度が定められたのを記念して、とのこと。 そういえば、庶民が印章を押すのに、黒印でなく、朱肉を使えるようになったのも、明治元年(1868)からのことでした。わたしたちになじみの深い印章、生活に溶け込んでゆくのは、実は明治からなのですね。 |