- 赤い靴、赤い髪
- 2008.08.21
むかしむかし、お江戸のど真ん中にあった居酒屋の話じゃ。
その店で出される酒は西洋のもの、酒の肴は中国のもの、店の中は暗く、西洋風ちゃぶ台や
止まり木に、ぼうっと赤く灯が当たり、手元だけを明るくしておった。
店にはで~っかい白い幕があり、叫んだり、西洋三味線をかき鳴らす人々の幻灯を、その幕に
映し出して見せておった。
時は「泡」と呼ばれ、人々が浮かれておった時代。いろいろな人々が夜な夜な集まり、外が明るく
なるまで酒を飲んでおった。「珈琲酒場(かへ・ばあ)」と言う酒場のはしりだったそうな。
店の名は「赤い靴」。草履や下駄しか履かんワシには洋靴など縁はないがの。じゃが、この店の
幻灯で「王子(ぷりんす)」の舞台の楽しさを知ったんじゃ。「ようつべ(YouTube)」など無い時代、
この店の幻灯はなかなか見れんものを見せてくれて、それが楽しみで通ったようなもんじゃ。
で、突然
「赤毛のアン」じゃ。「赤い靴」の「赤」だけ同じ、無理やりなこじ付けじゃ、ほっほっほ。
今、売れとるぞ。
目白のショウルームでは、貼込帳の割引販売を29日(金)まで、31日(日)までは
夏休みプレゼント
やっとるぞ。
・・・何のオチも盛り上がりもなく、この話は終わりじゃ。なんせジイサンの思い出話じゃからの。
店は一度なくなり、前とは違う場所に引っ越しおった。じゃが、店の紋所(ろご)も変わっちまって、
行く気がせん。もう年じゃしな、げーほげほげほ。。
店の真ん中にあった古くっさい「音自動販売機(じゅうくぼっくす)」でよく買った「扉たち(どああず)」
の歌でも聴いて寝るわい。
くもんくもんくもんくもんな、たっちみべいぶ♪
フライングV
トラックバック
このエントリーのトラックバックURL: