- アキバオー
- 2008.03.07
会社一の電脳系とも言われる私は、週末になるとたいてい秋葉原にでかけます。
もちろんパソコンのパーツやソフトを買うためです。
会社では毎週のように秋葉原に行くからオタクっぽいと勘違いされていますが、
もちろんそんなことはありません。
もちろん純粋にパソコンの性能をUPするためにアキバへ来たのです。
アニメも嫌いではありません。
もちろん。
駅からの道を歩いていると、お手伝いさんのような格好をした女の子がチラシを配っていました。
私は配る人の労力や、チラシのような資源も無駄にしない、地球に優しい人間なので、きちんと
チラシをもらいました。
そのチラシには「maid喫茶 @ほ~む」と書かれていました。
“まいど”喫茶か、きっと大阪資本なのでしょう。後で行ってみましょう。
「お待ちしていますご主人様♪」
「ご丁寧にいたみいります」とチラシをポケットにしまい、いつもの通りのいつもの曲がり角を
曲がると、そこにパソコンパーツのショップが…、ありませんでした。
ガランとしたビルのウィンドーには「閉店しました」の紙が貼ってありました。
秋葉原も有為転変の激しいところで、かつては世界を代表する家電の街でしたが、90年代頃
からはパソコンの街、そしてオタクの聖地から、新しい東京の顔へと変貌を続けています。
その流れか、ここ数年で多くのパソコンショップが姿を消してきています。
真空管などを売っている古い電機製品の店の主人の言葉を思い出しました。
「秋葉原は電気の街でも、パソコンの街でも無く、道楽人の街なんだよ。その時代時代の流行
(はやり)の道楽が映し出される街なのさ。」
その後、残っている数点のショップを巡ってから自宅に帰りました。
家に帰り、部屋でくつろいでいると、脱いだ上着と、例の“まいど”喫茶のチラシを持った女房が
冷ややかに見つめてくれました。
「またこんなとこに行ってたの?ご主人様。」
「ご丁寧にいたみいります。」
K-1
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