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むかしの年賀状 十二支絵はがき万華鏡
2007.12.25
で、年賀状って、いつごろから始まったのか、ご存じですか?
むかしの年賀状
十二支絵はがき万華鏡
生田 誠・著
元旦の朝、年賀状が届くと、家族が集まってきます。これから松の内が明けるくらいまで、年賀状を受け取る楽しみが続きます。
で、年賀状って、いつごろから始まったのか、ご存じですか? はっきりしているのは、郵便のない時代は年賀状もなかったこと。その時代、つまり江戸期には、自分で相手先に赴き、新年の挨拶をしたものでした。それが明治4年以降、郵便制度ができて、郵便による新年の挨拶、つまり年賀状が始まったわけですね。
本書は、その年賀状のうち、十二支を描いたアンティーク絵はがきの年賀状をちりばめた1冊。
絵はがきは、明治33年10月に私製はがきが許可されてから、盛んになります。
絵はがきの年賀状も、次の正月、明治34年から本格的にスタートします。
さて、本書で扱うのは、この明治34年(1901)?昭和20年(1945)まで。その間、十二支が三巡します。つまり、同じ干支の図案でも、明治・大正・昭和のものがあり、それぞれを比べると、時代の好みや世相が絵はがき年賀状から浮かび上がってくるのです。その違いがすごく楽しい。明治のものはハイカラ趣味で、エンボス(型押し)などを施した凝ったものが多く、大正になると、その反動か、ロマンティックで和風のテイストが好まれます。
また、昭和になれば、昭和モダンと言われるような実験的な意匠が目につき、その時代々々の世相さえ浮かんできます。
そして、つけ加えれば、本書の優れたデザイン年賀状は、まだ年賀状を決めていないあなたにとって、またとないアイデアの泉にもなることでしょう。
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