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| 近代西洋風建築シリーズ(1981-84),第2集「旧開智学校校舎」 |
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| 世界最古の木造遺構・法隆寺が示すように,日本は「木の国」。19世紀までのすべての建築が木造という日本のような例は, 世界でも珍しいといわれます。 そんな国ですから,当然「木の日」があってもおかしくはありません。『木』を『十』と「八』に分け, 10月8日を「木の日」にしたのは,木材需要拡大評議会など木材業界。林野庁が後援しています。 |
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さて,そんな日本でも,明治維新により,従来と異なる建築の必要が起こってきました。明治政府の学制施行による, 各地の学校校舎の建設には, 外見に『新しい時代を感じさせる』洋風の石造建築のかたちが求められたからです。 しかし,それを作るのは宮大工の棟梁たち。かれらは経験もない建築物を,伝統的な技術と腕だけを頼りに生み出さねばなりませんでした。 その結果,木造の骨組みのうえに洋風のデザインをかたどる,という不思議な建築群が,近代洋風建築の中に現われることになります。 現在も残るこれらの建築物を眺めると,当時の棟梁たちの困惑とともに,伝統に培われた「木造技術」を誇りにした、 その心意気が建物を透けて見えてきそうです。 |
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