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廿世紀モダンマッチラベルズ
2007.05.25
廿世紀モダンマッチラベルズ ~幸せな動物たち~
戎光祥出版刊
家庭の台所からマッチが姿を消して久しい。マッチ……ある年代までの人達であれば、ガス台の横に置かれたおおぶりの徳用マッチや、父親が煙草といっしょに持っていたマッチ箱を思い出して、懐かしい気分になることだろう。
さて、そのマッチ箱を飾っていたラベル。どんな図案だったのか、覚えていらっしゃいますか? 色は赤と黒が中心。図柄といえば、これが圧倒的に動物ものが多い。猫や犬はもちろん、兎、鶏、猿、馬、鹿、獅子、虎、象…と実に多種多様。どれも懐かしいレトロチックな表情を持ち、なによりつい吹き出してしまいそうな奇妙なユーモアに満ちている。
そんな動物図案の傑作マッチラベルを集め、38枚入りのポストカードブックにしてしまったコレクターがいる。その方は、庶民文化研究家の三遊亭あほまろさん。ちょっとアブナイ“芸名”は、落語家協会会長の三遊亭圓歌師匠から直接いただいたもの。
あほまろさんのマッチラベルコレクションは、10万枚を超える。その中から、「どこかシュールで思わず笑いがこみ上げてくる動物」図案のマッチラベルを選り抜いたのが、今回のポストカードブック。かつては、とくにアジア向けの我が国輸出品の花形でもあったマッチ。そこから、和・漢・洋が入り交じり、摩訶不思議なマッチラベルワールドが展開されたのだという。
ともあれ、どうぞご一読あれ。ページをひもとくにつれ、あなたの口元が微笑みに変わり、いつしか大爆笑している自分に気がつくのは間違いなし!
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