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ニュージーランド・ロス海属領 -世界切手国めぐり-
2011.03.05
南極探検家スコットの遺志を継いで ニュージーランド・ロス海属領

 ロス海は、南極大陸にあるウェッデル海に次ぐ大湾です。そこはあたかも陸地のように海面が凍結し、夏になってもほとんど変化をみせません。一般に《ロス棚氷》と呼ばれています。ニュージーランドはこのロス海とその沿岸部を中心に領有権を主張。この領域にあるスコット基地を中心に調査研究活動を続けています。その基地で使用するのが《ROSS DEPENDENCY》の標示のある切手で1957年から発行が始まりました。
 
 スコット基地は切手でも紹介されていますが、これはもちろん、探検家ロバート・スコットにちなむもの。彼は英国の軍人で1912年に南極点に達しましたが、不幸にも帰途遭難したのでした。
 
 なお、ロス海の東岸に《白瀬海岸》と呼ばれるところがあります。ここは、1912年に日本陸軍の軍人白瀬矗(のぶ)が開南丸で上陸し、付近を探検して《大和雪原》と命名し、日本の領有権を主張したところ。しかし、第二次大戦後のサンフランシスコ平和条約で、日本はこの領有権を放棄しました。1960年に、日本は《白瀬中尉南極探検50年記念》の切手を発行しているのでご記憶の方も多いでしょう。
ニュージーランド・ロス海属領
N.Z.Ross Dependency
面積:約45万平方km
言語:英語
通貨:ニュージーランド・ドル
ニュージーランド・ロス海属領 地図

クジラ5種
クジラ 5種
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※このコーナーは「続・世界国めぐり」(2004年刊行)から引用しています。 
  内容が現在と異なる場合があります。
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