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竹久夢二 「婦人グラフ」編
2007.02.14
大正ロマンの象徴として、いまも絶大なファンを持つ竹久夢二。
ついに夢二の切手が登場!
瞳を潤ませたセンチメンタルな女性像、そして、♪待てど暮らせど~の「待宵草」。大正ロマンの象徴として、いまも絶大なファンを持つ竹久夢二。でも、夢二は画家、作詞家だけでは捉えきれない人でした。実はもっともっと多彩な方面で活躍したクリエイターだったのです。とくに、都会的な暮らしのスタイルを提案したデザイナーとして、近年、大いに注目を集めています。
その象徴が、夢二の店「港屋絵草紙店」。当時は画家自らが企画・デザインし、グッズを販売するなど考えられなかった時代。日本橋に開店したお店は、グッズを求める女性たちでいつも混み合っていた、と伝えられています。
中央のフレーム切手は、夢二がその表紙や挿絵のために、数多くの作品を提供した女性向けグラビア雑誌「婦人グラフ」からの美人画。後にはオフセット印刷になりますが、当初は木版画がわざわざ表紙や挿絵として貼り込まれていたという高級誌。そうした雑誌の顔として活躍した彼が、いかに売れっ子だったか分かります。
雑誌のみならず、夢二は広告の世界でも売れっ子のデザイナーでした。銀座の三越デパートやフルーツパーラー千疋屋のポスター。キャラメルのパッケージやチョコレートの広告、化粧水ヘチマコロンの宣伝…。大正から昭和初期の都会の街には、夢二のデザインがあふれていました。
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