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認知的不協和2000GT
2010.09.09
高校生が家にいると恥ずかしいことが多い。

この夏、高校二年になる息子がヒロシマに行きたいと言い出した。
どうやら昼間のニュースでみた原爆慰霊祭に想うところがあったらしく、あれこれ悩んでいる
時間などないとまで言う。突き出された学割証明書にサインをしながら何人で行くのかと
尋ねると、ひとりで行くと。またそんなこと言っちゃってどうせ女の子と一緒なんじゃねえの。

おとうさん、随分退屈なこと言うんだね。

「先生、わたし自分が何をしたいかわからないの。わからないのよ!」
その昔ジェームス・ディーンが日本に持ち込んだお決まりのセリフだ。
じゃあさ、お前が出来ることって何だよ。お前が出来ることひとつでも言ってみろよ。
そう答えて教師は服を脱ぎ始める。昔観たピンク映画のひとコマだ。

息子は終戦記念日にヒロシマに出発した。
その夜、ラーメンが大写しになった写メールが送られてきた。
こっちのラーメンはウマいぞ!

どっちのラーメンだか。



愛作

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