- ひと皮むけて・・・
- 2010.08.24
朝9時半。会社の玄関で見つけました。
異様な物体に見えたそれは、よく見ると、なんと
セミが脱皮の真っ最中!しかも始まったばかり!
本当だと天敵の鳥などが活動を始める前の夜明けには、脱皮は済ませていなければならないのに、「こんな時間に脱皮を始めちゃって、大丈夫かな…。」ボクはこのセミがどうにも気になって、「仕事中だぞ!」とお叱りを受けそうですが、仕事の合間に玄関との往復を繰り返し(スミマセン!)、見守っていました。まさにセミの生態観察です。
セミといえば、地上に出てから一週間くらいしか生きられないなんてよく聞きます。これは、成虫のセミの飼育はとても難しいために短命と思われているだけで、一ヶ月くらい生きることもあるそうです。幼虫のときは土の中で3年から長いと15年も過ごしていることも。幼虫時代と合せると、セミは短命どころか、虫としてはめちゃめちゃ長生きですね。
それにしても、脱皮のスピードは、もどかしいくらいにゆっくり。
「ガンバレ!ガンバレ!」
そういえば、子供の頃、朝のラジオ体操の帰りに、よくこのセミの脱皮を見かけたものでした。古い皮を脱ぎ捨てて、新たな姿に変わる様子は、まさに、ひと皮むけたよう…。
ひと皮むける…うん。ボクの人生も、きっと、これが大切なんだな。
いつまでも皮を着ていると、窮屈で、不細工。空も飛べない。でも、脱皮すると、美しい羽のある姿に変わり、空だって飛べる。より広い世界と大きな自由を得ることができる。成虫になるまでの長い下積みのような幼虫時代に、地中で養った英気が、成虫になってから活かされるんだ。素晴らしい!
午後4時半。ようやく脱皮完了!
まだ白と薄緑の羽は、夕陽を浴びてキラキラと輝き、とても美しく綺麗です。
嗚呼、蒸し暑いコンクリートジャングルの都会を離れて、夏を満喫したい!…この日のセミの観察は、子供時代の夏休みを思い出させてくれました。
セミの脱皮・・・。携帯電話で撮った写真、コレ、ボクの夏の宝物。
郵趣のモリゾー
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