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日専を読み解くシリーズ「菊切手」
2010.08.26
“各額面で1リーフ作成”を目指して、ここからスタート!
日専を読み解くシリーズ「菊切手」
日専を読み解くシリーズ「菊切手」
1897年(明治30)、それまでの郵便切手を改正する動きが出てきます。従来使用されていた小判切手が、「20数年前の製版であり、体裁、彫刻が今日の需要に適していなく、贋造のおそれがある」ためでした。こうして新しい普通切手として、1899年(明治32)から1907年(明治40)にかけて、“菊花紋章”を中央に大きく配した「菊切手」18種が発行されます。
「菊切手」が製造、使用された時代は、日本の産業革命の振興期にあたり、郵便物の量も増大しています。このため、郵便切手の製造効率を上げるために、ドイツから櫛型目打機が導入されたり、蒸気力から電力への移行が進むなど、製造技術に変化があった時期でもありました。
本書はそんな「菊切手」の全容を、「Ⅰ 総論・ステップ1」「Ⅱ 総論・ステップ2」「Ⅲ 額面別各論」「Ⅳ 郵便史と使用例」の四つの章だてで、“菊切手初心者”にも理解してもらえるように、多角的に解説しています。
例えば、最初の章の「Ⅰ 総論・ステップ1」では 「メイン・リスト18種を揃える」ことから始まり、「コンディションの体得」、「単線目打と櫛型目打の見分け方」 を説明した上で、「各額面1リーフを目指す」ことを勧めています。さらに「消印について知ろう」「使用者管理記号」「マルティプルの扱い」「切手帳と加刷」というふうに細かい項目が設定され、「菊切手」の色々な側面に読者のみなさんがアプローチできるように構成されているのです。
「単線目打と櫛型目打の見分け方」
また、このページの下でご紹介している菊切手の色調に関しては、本書では「Ⅲ 額面別各論」の囲み記事、“シェード・ショートショート”で、筆者なりの見方が、筆者なりの表現で示されています。
2銭シェード・ショート ショート
筆者は本書によせた「はじめに(まえがき)」の中で、「菊切手の収集は、「とても面白い」の一言に尽きます。… ぜひ、この本を読まれた方の多くが、菊切手に興味を覚え、最初はまず1額面1枚の収集から始めて、様々な切り口、視点から、菊切手を楽しんでいただけたらと思います。」と述べています。ぜひ本書を手引きに、みなさんも“菊切手の楽しみ”を体験してみてください。
■「『日専』を読み解く・菊切手」本文と連動・菊切手の色調紹介
ここでは、「『日専』を読み解く・菊切手」の「Ⅲ額面別概論」(本文66~138ページ)で解説している、菊切手18種の各額面に見られる主な刷色分類について紹介します。
このHPでは、切手の絶対的な刷色を表現することはできませんが、「相対的な色の違い」を見ていただけますと幸いです。
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