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「ゲゲゲ・・・」
2010.06.26
NHK朝の連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」・・・おもしろいですね。

懐かしい昭和の風景とのんびりした、人の好い登場人物たち。観ているこっちも気持ちが円くなったり、時に暖かくなったりと。毎日楽しみに録画をして観ています。

東京都調布市が舞台となっていますが、自分も学生時代に過ごした街なのでなじみのある地名や商店街が次々と出てきます。時代は、そのころよりずっと昔の昭和30年代。
漫画家の水木しげるさん夫婦の半生記になるのでしょうか。「ゲゲゲの鬼太郎」が、世に出てくる直前までのお話のようです。

アニメ・ヒーロー・ヒロインシリーズ 第9集 「ゲゲゲの鬼太郎」 10種シート
アニメ・ヒーロー・ヒロインシリーズ 第9集
「ゲゲゲの鬼太郎」 10種シート

登場してくる人の人間関係の中に存在する「キャラクターの濃さ」が、実におかしい。
そして、まだアスファルトで舗装されていない道を、土煙を上げて自動車が走るところや、割烹着を着て買い物カゴをさげた主婦が、八百屋の安い野菜に殺到するところなど、
幼い頃の記憶が次々と思い出されて、涙が出るほど懐かしい光景を毎回楽しませてもらっています。
戦後から10数年、そろそろ日本国内も敗戦から立ち上がって行かなければという時代。
豊かになりつつあるまさに、「日本の夜明け」的な時代背景の中で、文化や教育や娯楽の在り方などの変化を漫画家としても感じ、その影響を受けていらっしゃったのでしょうね。


ちょっとだけ、原作本を読んでみてあとがきに奥様がこんなことを言っています。

「どんな生き方をしても順風満帆の人生なんてあり得ないのではないでしょうか。
人生は入り口で決まるのではなく、選んだ道で「どう生きていくか」なんだろうと、私は思います。」

この奥様だからこそ説得力があるし、苦労を苦労と思わない生き方がすごく素敵だなぁと思いました。
昭和30年代、日本は高度経済成長の真っただ中、現代と比べて物質的に恵まれていなかったけれど、他人を思いやる心は豊かだったようです。
今は恵まれすぎて贅沢三昧、だけど心は貧しい人は多いのではないでしょうか。
 何もなくても、希望や夢を心の支えにできた時代・・・。
 人と人の間が近くて、おせっかいだなぁと思っても、何だか温かい人がたくさん身近にいた時代・・・。
 苦労しても明日があると、また踏ん張れた時代・・・。
 そんな「昭和」のような時代は、もう二度と来ないのでしょうか?


郵趣のモリゾー

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