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姫路城
2010.03.13
天守へまっすぐ進めない! 敵を欺き退ける白亜の要塞
桜の季節の姫路城。青空や桜と、大天守・小天守とのコントラストが美しい。
ライトアップに使われる電球は、279灯。日没から午前0時まで点灯される。 姫路城シート
 白壁と繊細な曲線を描く屋根瓦の美しさから「白鷺(しらさぎ)」にたとえられる、世界文化遺産・国宝 姫路城。高さ46メートルの大天守は、季節や近景、遠景によって多彩な表情で私たちを楽しませてくれます。一方、城内の迷路のように複雑な防御の仕組みも有名で、壮麗な美しさを誇る姫路城を戦の時の砦として見ると、また違った面白さも。敵の侵入を防ぎ撹乱するさまざま工夫や、くぐり抜けなければならない門の多さ…。さっそく先人の知恵に触れながら、大天守を目指してみましょう!

 正面登閣口を入り、城の玄関口「菱の門」をくぐると、大天守への道に沿って、いろは順に門が続きます。「いの門」「ろの門」「はの門」を抜けると眼前に大天守が迫り、“大天守はすぐそこ”と思いきや、ここは敵を欺くトリック通路なのです。櫓の下をくぐり抜ける「にの門」へは、いったん180度折り返し、大天守に背を向けて進まなくてはいけません。お城の周りを一周するように、極端に幅の狭い「ほの門」、3方向を櫓に囲まれた「備前門」を抜け、ようやく備前丸。ここまで来れば、あと一息! 西端にある階段を登れば、華麗な大天守に到着です。

 その大天守ですが、昨年秋から保存修理工事が始まりました。工事期間中、大天守は素屋根で覆われるため、概ね5年の間、その雄姿を眺めることは難しいようです。ご紹介のシートでは、工事前の城の姿はもちろん、四季折々の風景や、光の演出によって美しさを引き立てられた姫路城を、たっぷり味わうことができます。
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