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第1話:にっぽん最東端のまち・郵便局
2010.01.19

 まちデータ
★最東端 :根室市・納沙布岬(ノサップミサキ)
★最東端の町:北海道根室市
世帯数:   13,129世帯
総人口:   30,8811人 (男14,777人 女16,104人)名  *平成20年12月末現在
特産品・みやげ物:   魚介類、エゾシカ肉 、オランダ煎餅、根昆布焼酎など

▲北の海を臨む納沙布岬


日本一夜明けの早い町・根室は、太平洋とオホーツク海に臨む町らしく水産のまちとして有名だ。

根室港、花咲港、落石港には毎日新鮮な魚介類が豊富に水揚げされる。特に茹でて真っ赤になった花咲ガニと、脂ののったサンマは絶品だ。花咲ガニは夏、サンマは秋刀魚と書くように秋が旬だから覚えておきたい。

食べ物ついでにいうと、エゾシカ肉も根室の特産品のひとつ。エゾシカといえば、1994年発行のふるさと北海道版「エゾシカ」に描かれている迫力ある姿が印象的だが、その肉は「高たんぱく低脂肪、ミネラルや鉄分が多く含まれているのでとてもヘルシー、貧血や高血圧の予防にも効果的」だという。

観光地一押しは、ラムサール条約に登録されている、風連湖(フウレンコ)・春国岱(シュンクニタイ)だ。
風蓮湖(フウレンコ)は、湖水面積57.5キロ平方メートル、周囲96kmの根室市と別海町をまたぐ汽水湖で、春国岱(シュンクニタイ)は、根室湾と風蓮湖を区切る長さ8㎞、幅1.3㎞の広大な湿原、森林、砂丘などの変化に富んだ砂州からなる。

ここでは、日本で見ることのできる野鳥の半分以上の約330種が観察でき、その中には国の特別天然記念物に指定されているタンチョウ、天然記念物に指定されているオオワシ、オジロワシ、クマゲラなどの希少種も含まれる。
また、200種類以上の野生の花々が観察でき、低地での観察は珍しい高山植物も多く生息している。国内最大級のハマナスの大群落は、6月から8月にかけ一面に深紅の花を咲かせ、7月上旬頃までは鮮やかな黄色のエゾカンゾウなどが見られる。
根室は、春夏秋冬、一年を通して観光の目玉である食、鳥、花が何かしら楽しめるところ。
しかし、一番いいものを一番いい状態で享受したい方は目的を絞り季節を考慮して出かけよう。

 郵便局データ
★最東端の郵便局:珸瑤瑁郵便局 (ゴヨウマイユウビンキョク
 住所: 〒087-0164 北海道根室市珸瑤瑁1-49-1
 電話:0153-28-2250
 珸瑤瑁郵便局HP(日本郵政のサイト)

東西南北端の郵便局のうち、ウィキペディアに載っているのは今のところ最東端の郵便局・珸瑶瑁郵便局だけだ。(2010年1月現在)
それによると、「珸瑤瑁」の由来はアイヌ語の「コイオマイ」(「波の中にある所」の意)だという。

根室市観光協会に最東端の郵便局を尋ねたとき、ゴヨウマイの<ヨウ>の漢字説明を理解するのに少々時間がかかった。

ウィキペディアでも<ヨウ>の漢字に触れていて、

『地名の漢字表記は「」と「」とが、種々のメディアで混在して使用されている。
本記事では郵便局株式会社HPの記述にあわせ、郵便局名は「珸瑁」、地名は「珸瑁」と表記する。(ただし実際の局舎および局前の掲示板に記載されている局名表記は「珸瑁郵便局」である。)』

とある。

根室市役所に電話で確認したところ、地名としては夕方のゆう、つまり、「」が正式との回答をいただいた。

試しに、郵便局株式会社HPの【郵便局・ATMをさがす】で、検索欄にひらがなで「ごようまい」と入れてみた。

出てきたものは、「珸瑁郵便局」。

あれ?「」になってる。

逆に「珸瑁」と入力すると「該当する店舗が見つかりませんでした」となる。

きっと、ウィキペディアに記事が出た後にHPを「珸瑁郵便局」と直したのだろう。

そして、最近の郵便局の写真をご確認いただきたい。確かに郵便局の局名表記は「」の文字になっている。

局前の掲示板は「珸瑁郵便局」(↓)。うん。
▲局前の掲示板は「珸瑁郵便局」

局舎の文字も「珸瑁郵便局」(↓)。うん、ウィキペディアの通りだ。
▲局舎の文字も「珸瑁郵便局」

おや、入り口のドアにも局名が書いてあった。
どれどれ…「珸瑁郵便局」(↓)…、あ、ここは「」だ…。
 ▲でも、入り口のドアは「珸瑁郵便局」


ちなみに消印の局名表記は「珸瑤瑁」。いったいどっちなんだ~。
▲プレゼントにする記念カバーを見てみると…
▲風景印の局名表記は「珸瑁」


まあ、謎があってなんだか嬉しい。いつまでも未解決のままでいて欲しいと願ってはいけないだろか。
いずれにしても、波のなかにある郵便局だから、龍宮城のように時が経つのを忘れさせてくれるほどの
ドキドキ体験ができるかもしれない。
訪問後に、ますます時代後れの人間になってしまう恐れもあるが。


 最東端の地域にゆかりの切手


◆自然保護「タンチョウ」 第5回ラムサール条約締約国会議 ◆北海道版「エゾシカ」
 発行日:1975.2.13.  発行日:1993.6.10.  発行日:1994.6.7
ラムサール条約とは、特に水鳥の生息地として国際的に重要な湿地及びそこに生息・生育する動植物の保全を促し、湿地の適正な利用を進めることを目的とした条約。
◆北海道版「ハマナス」 ◆北海道版「北の鳥たち」4種連刷
 発行日:1996.7.5.  発行日:1999.7.23.
オオワシ、エトピリカ、シマフクロウ、タンチョウ
◆北海道版「北の動物たちⅡ」5種連刷
 発行日:2007.5.1.
動物の親子が題材で、タンチョウ、エゾユキウサギ、エゾモモンガ、エゾシカ、ゴマフアザラシを描く


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