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職業は寺山修司
2010.01.15
好評連載「日本うたよみ紀行」の1月号でご紹介した寺山修司は、短歌や俳句、膨大な文芸作品を発表するだけでなく、映画監督、写真家、劇作家、演出家…など、実にマルチな才能を発揮した人物でした。そんな彼は、生前、本業を問われると
「僕の職業は寺山修司です」
とかえすのが常だったといいます。
1935年(昭和10)に青森で生まれ、47歳でこの世を去るまで、あらゆる形で“寺山修司”という存在を表現すること―それが彼の職業だったのかもしれません。それでも、懸命さをみせず、「人生は遊びながら年老いてゆく」と軽やかに語った寺山のダンディズムにはグッと痺れます。
彼の死後、青森県の六戸村(現・三沢市)に、寺山修司記念館が建てられました。幻想的な寺山の作品世界や、彼が大事にしていた競馬切手などを展示しています。そんな縁の深い青森が発行したふるさとフレーム「職業は寺山修司」は、彼の人生を喚起する多彩なイメージが溢れています。
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