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「皇室の名宝」を切手で楽しむ
2009.11.12
11/12に約290点の新商品をUPしました!(スタンプマガジン12月号)

今年の1月で御即位20年をお迎えになった天皇陛下。4月には天皇、皇后両陛下ご成婚50年と言う事で、今年はお慶び事が重なる年ですね。

この御即位20年を記念した特別展、『皇室の名宝―日本美の華』※が東京の国立博物館で開催されています。
※外部リンクです。
行きたかったんですがなかなかスケジュールが合わず、ようやく行けたのは第1期の最終日直前の11月2日(月)。平日でしたが、会期末とあってかなりの人が並んでいました。

開場し、中に入ると展示物の前はどこも人だかり。特に伊藤若冲のコーナーは大人気でした。
以前、なぎささんが圧巻と書いていましたが、『動植綵絵』はまさしく圧巻でしたね。


中でも得意とする「鶏」の絵は、躍動感あふれる全身の筋肉の流れや、綿密に描かれた足の節々やウロコの形、豪快に広がる羽根など、写実一辺倒とは少し異なる「若冲の鶏」の世界が展開されていました。

2005年切手趣味週間
伊藤若冲「動植綵絵・大鶏雌雄図」
1998年国際文通週間・グリーティング90円
伊藤若冲「動植綵絵・紅葉小禽図」
1998年国際文通週間・グリーティング110円
伊藤若冲「動植綵絵・雪中鴛鴦図」
1998年国際文通週間・グリーティング130円
伊藤若冲「動植綵絵・芍薬群蝶図」

また、酒井抱一の『十二ヶ月花鳥図』も繊細で良かったです。
十二の月毎に、季節を表す何気ない草花や鳥、虫たちが織り成す静かな美が描かれていました。
特にキリギリス(漢字で「螽斯」って書くんですね)などの虫たちは画面のどこにいるか探すのも楽しいものでした。
こちらも切手になっていますが、アレンジやトリミングがもったいない感じですね。実物を見ると、全く違う作品のように思えます。

民営会社発足記念 琳派10種連刷シート 酒井抱一「十二ヵ月花鳥図屏風」
※右上2枚のみ鈴木其一「四季花木図屏風」

このような屏風絵や掛け軸などの作品は、「月に雁」のような極端な縦長サイズだったらベストでしょうね。

橋本雅邦の「龍虎図」もありました。
雅邦の「龍虎図」というとこちら(↓)の方が切手ではメジャーですが、
政府印刷事業100年2種連刷 橋本雅邦「龍虎図」

会場にはこちら(↓)の「龍虎図」が展示されていました。
200年切手趣味週間2種連刷 橋本雅邦「龍虎図」

なんだかちょっと虎におされ気味で儚げな感じの龍ですが、龍が起こした風雲によって巻き上がる津波は迫力がありました。

どの展示室も名品揃いで、絵画、彫刻、陶器などまさに「名宝」の数々を目にする事ができて満足の一日でした。
皇室の秘蔵という事もあるのでしょうか、あまり生活感・使用感が無く、作られたその時のままのような美しい保存状態のままの物が多かったのも印象的でした。

いよいよ本日11月12日(木)から11月29日(日) まで第2期が開催。
東京では十年ぶりとなる「正倉院宝物」を中心とした名宝が展示されますのでこちらも楽しみです。

丁稚M

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