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日本の町並みスケッチ紀行コレクション頒布会
2009.09.18

みずみずしい水彩画と風景印が誘う 日本の町並みスケッチ紀行

*ご好評につき、受付終了いたしました。

日本の町並みスケッチ紀行コレクション頒布会
● 伏見(京都市)…酒どころ伏見を象徴する古い酒蔵を活用した大倉記念館(スケッチ:岸本信夫)。画面下はコレクションで伏見カバーに押印される伏見局の風景印。
 日本全国を旅し、心にしみいる郷愁の町並みを描き続ける水彩画家・岸本信夫さん。しかし、岸本さんが本格的に町並みを描き始めたのは、45歳のとき。定年後を見据えて始めたスケッチ紀行によって、いまは画家として充実した日々を送っておられます。
私たちは、そんな岸本さんの心温まる水彩画に出会い、とても感動しました。そして、皆さんにもぜひ知っていただこうと、コレクションを企画した次第です。ここでは、町並みを描く喜び、また豊かな実年人生について、岸本さんご自身に語っていただきました(編)
岸本信夫さん 日本の町並みを描く水彩画家 岸本信夫さん(きしもと・のぶお)
1944年(昭和19年)生まれ、大阪府交野市在住。同志社大学経済学部卒。日刊工業新聞社勤務の傍ら、1989年ごろから生活感のある全国各地の古い町並みにこだわり、現地スケッチを続けている。定年退職後は「町並み画家」を自称。大阪市、枚方市などでの個展開催のほか、「いきいき水彩画8」(日貿出版社、06年3月)などに作品収載。08年7月から1年間、交野市広報誌「広報かたの」に表紙絵を連載、09年6月、交野市と共催で同原画展として「交野の町並みスケッチ展」を開催した。03年6月以来、ホームページ「民家と町並み 岸本信夫スケッチ紀行」(http://www.eonet.ne.jp/~kishimoto-sketch/)で作品を公開している。

岸本信夫さん(★)新聞社で長い間、外勤の記者を勤めてきました。やがて、他人の記事をチェックするデスクというポストに就きましたが、創造的な仕事としては、なんだか少し物足りない。それがスケッチを始めるきっかけでした。また、ちょうど45歳という年齢でしたので、仕事以外に趣味を持つことも大切かな、と思ったものでした。
編集部(☆)古くからの町並みに惹かれたのは、どんな理由からでしょう?
スケッチで各地を訪ねるようになって、地方の町では若者が都会に出てしまった結果、とても疲弊し、古い町並みが消えつつあるのを知りました。私自身が地方の出身者ですし、郷愁を感じるというのも、町並みにこだわる理由でしょうね。
具体的にはどんな町並みですか?
歴史的町並みは、かつて繁栄しなかったところには残っていません。ですから、その町を繁栄に導いた産業との関連性が、色濃く残っている町並みに興味をひかれます。「奈良井」など宿場町なら旅籠、「白川郷」など農村なら養蚕農家、「伏見」などお酒の産地なら酒蔵といった具合。焼きものの産地も好きですね。
全国のスケッチ紀行のなかで、とくに印象に残った町並みというと?
一番印象に残っているのは、岡山県の山の中にある「吹屋」でしょう。どうしてこんな山深いところに、こんな立派な町並みがあるのだろう、という意外性があります。木の格子などに塗る「べんがら」の産地として栄えたそうです。旧中山道の宿場だった「奈良井」も、あれだけ大規模に古い家並みが残っている宿場はほかにないし、あの地方独特の建築様式も興味深いですね。
伊根の舟屋
岸本さんの絵には、古い町並みに対する慈しみを感じます。実は、各地の郵便局には風景印という消印があり、岸本さんのスケッチと同様の町並みがよく図案になっています。
風景印は初めて知りましたが、郵便局員さんたちの我が町への誇りや郷愁が伝わってきますね。
 私は絵を描くということより、スケッチしながら過ごす時間や、その町の人との出会いとか、会話といったものを大切に思っています。 歴史的町並みを活用した町おこしというのも、一つのブームのようですが、道路や建物といったハード面を整備するより、家々の玄関に花を生けるとか、 意匠を凝らした暖簾を出すといったソフト面のもてなしがあると、住んでいる方の温かい心を感じます。やはり、人々の生活がなければ、町並みとはいえませんね。
ほんとうに同感です。岸本さんのスケッチと風景印があいまって、素晴らしいコレクションになると確信しました。ちなみに、町並みを描こうと思う場所は、どのようにお決めになるのですか? 町並みをスケッチする岸本さん
国が選定した「重要伝統的建造物群保存地区」を参考にしています。また、主要街道の旧道をたどってみるのも面白いですね。司馬遼太郎の「街道をゆく」を読み、実際に出かけたこともあります。ただし、旧東海道の宿場は、完全に都市化の波に飲み込まれてしまっていて別なのですが…。歴史的町並みにとっての最大の敵は、過疎化と都市化です。
ところで、屋外のスケッチは大変でしょう? お困りなったことは?
スケッチで一番困るのは雨です。とくに遠くへ出かけて雨になると、もうどうしようもありません。暑さ寒さもつらいですが、夏は日影探し、冬は日向探しで何とかしのいでいます。私のアトリエには屋根がありませんから、1年中でスケッチしていて気持ちの良い季節は、ほんとに短いですね。でも、夏の暑い日にそよっと涼しい風が吹いてきた時などは、祖母から聞いた「極楽の余り風」という言い方を思い出します。
奈良井
ご自身の体験から、読者のみなさんに、「定年後の趣味」について、語っていただければと思います。
定年になったら絵でも始めるか、という言い方をよく聞きます。しかし、もともと趣味というものは忙しい時にやるから気分転換になり、本業にも熱が入るというものだと思います。また、継続は力という言葉があるように、熟練するにはある程度時間が必要ですし、熟練すれば楽しさも増します。その点からいえば、早めに、仕事が忙しいうちに趣味を見つけるべきだと思います。
 私がスケッチを始めたのが45歳で、その時、「定年まで15年間も助走期間がある」、「15年も助走すれば、その勢いで定年後に勢いよく飛び出せるはず」と考えました。結果論ですが、幸いに助走で息切れもせず、定年後の今も、スケッチ紀行が最大の楽しみになっています。
☆ 本日はありがとうございました。
※ 岸本さんにはリーフの解説もお願いしており、スケッチ紀行の数々のエピソードも綴られる予定です。どうぞコレクションをお楽しみに。
新発足! ご入会募集中! 限定300名様
岸本信夫さんのスケッチと風景印が織りなす郷愁
〈日本の町並み スケッチ紀行〉 コレクション頒布会
 城下町、宿場町、門前町、寺内町、港町、農漁村など、日本には後世に残したい町並みがたくさんあります。このような町並みは、 歴史的あるいは文化的な意味合いで文化財保護法等により保存措置を図ることとされています。中には、市町村のみならず国によって「重要文化財」や「重要伝統的建造物群保存地区」等に選定されている町並みもあります。

ご入会特典!
全40ヵ所の「ポストカード」(非売品・下)を、
第10回と最終頒布時の2回に分けてプレゼント!
八幡堀(滋賀) 白川郷・荻町(岐阜)
▲八幡堀(滋賀) ▲白川郷・荻町(岐阜)
 日本人のふるさとの原風景であり、郷愁そのものの歴史的な町並み。これらの町並みに魅せられ、スケッチ紀行を続けている画家の岸本信夫氏。氏の描く水彩画は、しっとりとした情感を漂わせ、風情を感じさせる作品となっています。

 この度、岸本信夫氏が描きためた水彩画を使用した、記念カバーコレクション頒布会を発足することとなりました。

氏の作品の中から、心にしみいる40ヵ所の町並みを厳選し、切手とカシェに再現してまいります。また、 消印も原則としてその町並みを描いた風景印を予定しています。スケッチと風景印が織りなす、新しいタイプのコレクション。

どうぞ、存分にお楽しみください。ご入会いただいた方には、町並みをポストカード全40枚で楽しめる特典もご用意しております。
←〈日本の町並み スケッチ紀行〉の頒布リーフより、
上三之町(岐阜県高山市)。
*ポストカード、リーフは制作途中のイメージです。

頒布会の内容
リーフ内容(全40リーフ)
風景印付きカバー(岸本信夫氏の水彩画を50円フレーム切手とカシェにデザイン。その50円フレーム切手1種をカバーに貼付して、原則として当該町並みがデザインされている風景印を押印したもの)
岸本信夫氏の解説
頒布内容:毎月1回、2リーフ(2ヵ所)全40リーフを頒布。
 (最終回には目次リーフもお届けします)
頒布期間:2009年11月~2011年6月(全20回)を予定。
頒布価:毎月1,900円(税込・荷造送料毎月別途)
専用バインダー:全1冊を特別価格2,900円で頒布予定(税込・荷造送料別途、第3回頒布時に同送・扉リーフ付き)
お支払い方法:毎回の頒布品をお受け取り後、その都度の後払いとなります。
お申込締切日:2009年12月31日(木)
*募集定員300名に達し次第、締め切らせていただきます。どうぞ、お早めにお申込ください

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