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Vol.3【干し鱈のコロッケ】
2009.08.28

8月の頒布品
インド2009年4月29日発行香辛料連刷一般価格310円
インド 2009年4月29日発行 香辛料小型シート 一般価格 700円
イタリア 2009年6月26日発行 イタリアの製品
/サンダニエレのプロシュート
一般価格 240円
マディラ 2009年4月27日発行 トロピカルフルーツ 一般価格 1,600円
ポルトガル 2009年6月5日発行 ポルトガル文化圏の美食 一般価格 1,500円
ポルトガル 2009年6月5日発行 ポルトガル文化圏の美食小型シート 一般価格 770円
サンマリノ 2009年6月16日発行 サンマリノのワイン連刷 一般価格 1,500円
スロベニア 2009年5月29日発行 普通切手/スロベニアの感覚セルフ糊 一般価格 190円
アラブ首長国連邦2008年10月22日発行ナツメヤシ小型シート一般価格570円
★トピカル頒布会では、一般価格の合計金額より5%割引してお届けしております。


8月の頒布は9点。
インパクトからいえば、単片一枚ながらイタリアの「イタリアの製品」が一番だ。

イタリアの製品/サンダニエレのプロシュート

豚の足そのものといったプロシュート(生ハム)にはギョッとさせられた。とっさに、「痛そう! スライスだけでいいじゃない」と思ったが、サンダニエレ産の証である焼き印を誇示していることに気づいて、今度は思わず笑ってしまった。ハムが足を高らかに揚げて自慢しているように見えたから。

お気に入りはスロベニアの普通切手。


普通切手/スロベニアの感覚セルフ糊

普通切手の図案に<伝統的なパン>を採用したスロベニアの感覚に拍手を送りたい。普通切手の図案に<一膳のお赤飯>、そんな、さりげなく奇抜な感覚が日本切手にあってもいいと思う。

しかし、今月の注目切手はなんといってもポルトガルの「ポルトガル文化圏の美食」。

ポルトガル文化圏の美食小型シート

ボリューム感のある美しい盛りつけで、食べるのがもったいないと思わせてしまうと同時に、見るだけで満腹感をあたえる料理たち。
バカリャウがケーキのよう盛りつけられた小型シートは特に目を引く。単片6種のうち額面€0.68にも、同じ料理が若干違うデザインと角度で図案になっている。

ポルトガル文化圏の美食

鱈(タラ)の塩漬け干物、またはそれを用いた料理を、ポルトガル語でBacalhau バカリャウといい、「バカリャウなくしてポルトガルの料理は語れない」といわれるほど、よく食べるそうだ。調理法はスープ、フライ、コロッケ、トルティージャ、グラタンなど様々。日本の干し鱈と違って肉厚で食べ応えがあるらしい。

バカリャウは初耳だし、ポルトガル料理にはあまり馴染みがないと思われるかもしれない。
しかし、今や代表的な日本食として知られている<天ぷら>は、南蛮人、つまり大航海時代に我が国に来航してきたポルトガル人やスペイン人宣教師たちの食事に由来するという。
当時の文献に記載されている<南蛮焼き>が天ぷらのはじめ。テンプラという名前は、ポルトガル語で料理を意味するテンペロからきているとの説もある。

単片6種のうち、額面€0.80の図案がテンプラ(アジア料理)なのは、そのためかもしれない。
料理名は世界的に認知度の高い日本の<テンプラ>に譲ったとしても、「テンプラ料理自体はポルトガル文化だ。美食だぞ」と。

「ポルトガル文化圏の美食」は、食切手としてはとても満足。
しかし、バカリャウがとても気になって消化不良を起こしそうだ。
それならば、失敗覚悟でバカリャウ料理に挑戦してみようじゃないの!

とはいいつつも、失敗したくないので一番簡単そうで味付けの心配もない、パスティス・デ・バカリャウ(干し鱈のコロッケ)に挑戦してみた。


simple recipe
【干し鱈のコロッケ】

*バカリャウ1:じゃがいも2 他の材料は普通のコロッケと同様に。

①バカリャウを説明に従って塩抜きする。塩抜きしたバカリャウは骨と皮を除いて細かくほぐす。
②玉ねぎとパセリはみじん切りにする。
③じゃがいもは水から茹で、柔らかくなったら湯を捨てて、再び火にかけて水分を飛ばす。熱いうちに手早くマッシュする。
④に、①②、溶き卵、ナツメグをいれて、全体が均一になるように混ぜあわせる。
⑤食べやすい大きさに形を整えて、高温に熱したオリーブオイルできつね色に素揚げする。

*パスティス・デ・バカリャウは、干しダラのコロッケと訳されていますが、素揚げでした。形はラグビーボール状が正式のようです。

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