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都電-昭和を走った40系統-風景印付きポストカードコレクション頒布会
2009.07.02

昭和オールデイズ!都電が走っていたあの頃

*ご好評につき、受付終了いたしました。

都電-昭和を走った40系統-風景印付きポストカードコレクション頒布会
「SL」や「電気機関車」のシリーズ切手に、写真を提供してきた鉄道写真家・諸河 久さん。その諸河さんが若き日、夢中で撮り続けたのが“都電”でした。かつて、全国を走っていた路面電車(チンチン電車)のなかで、最大規模を誇った都電。

 折しも2年後に、都電は誕生100年を迎えます。そこで、この機会に諸河さんの写真と解説による、風景印付きポストカード コレクション頒布会を企画! 昭和オールデイズの、懐かしい街並みを走り抜けていった、あの都電の姿がいま、コレクションのなかで甦ります!
諸河さんが原画写真を撮影した鉄道切手より
諸河さんが原画写真を撮影した鉄道切手より▲
[都電の100年]都電は東京都営電車の略。前身に当たる東京市電が誕生したのは、1911年(明治44)のこと。東京市が民間の東京鉄道を買収し、東京市電気局を設け、東京市電となった。戦時中の1943年(昭和18)、東京都制施行に伴い、東京市電気局を東京都交通局に改組し、東京都電となる。自動車の増加と交通局の経営悪化などから、多くの系統が廃止され、現役は早稲田~三ノ輪橋間の荒川線のみとなった。2年後の2011年には、誕生100年の周年を迎える。

─朝から晩まで、都電と暮らしていた

諸河さん(★)
私は終戦直後の生まれです。生まれ育ったのは、銀座7丁目の資生堂裏。交詢社(日本最初の実業家社交クラブ)の近所で、表に出れば都電が走っていました。もの心付いた頃の銀座といえば、夜店、PX(米軍の酒保)、クリスマスの賑わい、花売り娘、そして都電なんですね。

 当時、都電は庶民の足でした。小学校にあがる直前に、銀座から新富町に引越したのですが、新富町や築地の人たちは、日常は銀座まで都電に乗っていました。10分間隔くらいで都電が走っていましたから。でも、いまは直行する都バスもなくなり、歩いて銀座に出掛けます。地下鉄に乗るほどの距離ではありませんから。かつては、朝から晩まで、都電と暮らしていたようなものでした。

編集部(★)

ぼくの高校時代、1960年代の半ばですが、電車賃は片道13円、往復25円。それで、二人で乗るときは、往復券を買って、片道二人分にすると、1円安くなるんですよ(笑)。

★ 同じころの郵便料金と比べると、封書は1966年(昭和41)6月末までが10円、7月1日からが15円。

そうですね。手紙1通が、都電の片道料金と同じくらいの時代でしたね。そういえば、いまの東京に比べ、当時の東京は寒くてねえ。都電には、暖房がなかったんですよ。客のいないガラガラの初電、終電は寒くて仕方がない。あかぎれやしもやけにもなりました。古参の運転手が言ってましたね、「兄ちゃん、戦前の市電はヒーターがついてたんだぞ。戦時供出で全部取っちゃったんだ」って。戦後も一部の新車を除いて、暖房はついていなかった。

都電を撮る魅力

★ ところで、都電の写真は、いつごろから撮り始めたんですか?

中学時代からカメラを持ってはいたんですが、受験の手前、自粛していて、高校になって、それッて都電を撮りはじめました。毎日毎日、学校行くのに少し早出して、銀座で都電を撮っていたわけです。

★ 高校生なのに! フィルム代や現像代で、お金が掛かったでしょう?

ええ。それで、高校1年のときから、アルバイトをせっせとしてね、全部カメラに注ぎ込んでいました。とはいえ、やはり高校生ですから、一コマ一コマが貴重でした。いまになってみると、もっと撮っておけば良かったなあって思います。20枚撮りや36枚撮りのフィルムを買ってきたら、一日で撮るコマ数を考えたりするわけですよ。でも、ウィークデイはさすがに授業もあるし、車が混んで電車が遮られちゃうんです。それで、日曜日に一生懸命撮ることになる。

★ 都電の写真を撮る魅力は?

都電って、通りを走っているでしょう。今度のコレクション(下)を見てもらえば分かるように、周りにその街の生活があるんですよ。たまたま都電にカメラを振りかざしても、いろんなものが写りこんでくる。それが、また良かったんです。

鉄道模型から鉄道写真へ

★ 鉄道がお好きだったんですね?

小学校のときから「鉄道友の会」に入ってまして、根っからの鉄ちゃんでしたね。カメラの前は模型を楽しんでました。まだ
プラモデルはなくて、木製でねえ…。

★ それで、なぜ、写真を?
実物の鉄道を撮らないと、模型が作れないんです。中学生のときは、模型のプロの先生に指導してもらっていたんですが、あるとき、「お前の腕じゃ、プロになれない」って宣告されて。その代わり「写真の方は見どころあるから、先生を紹介してやる」って。それで、高校入って、もうおおっぴらに始めました。それが1963年。でも、翌64年の東京オリンピックの年には、都電の衰退が始まっていました。

写真提供&解説者
諸河 久さん
(もろかわ・ひさし)
1947年(昭和22)東京都生まれ。日本大学経済学部、東京写真専門学校(現東京ビジュアルア-ツ)卒業。鉄道雑誌「鉄道ファン」のスタッフを経て、フリーカメラマンに。諸河 久フォト・オフィスを主宰。国内外の鉄道写真を雑誌、単行本に発表。鉄道会社のポスター、カレンダーなどの仕事も多い。「京王電鉄フォトコンテスト」「京成電鉄沿線写真コンテスト」「鉄道ファン/CANON鉄道写真コンクール」などの審査員を歴任。著書に「オリエント・エクスプレス」(保育社)、「消え行くローカル線」(桐原書店)、「都電の消えた街」(大正出版)など多数がある。日本写真家協会会員 桜門鉄遊会代表幹事
都電28系統(錦糸町駅前~都庁前)
頒布のポストカードより・都電28系統(錦糸町駅前~都庁前)
東京駅丸の内南口の停留所の28系統錦糸町駅行き。この3000形は戦災で焼け残った木造車を鋼体化した車両で、242両の仲間が製造された。右側の東京中央郵便局から左側の東京駅まで、郵袋輸送用のトンネルがこの道路の下を結んでいた。1965年3月29日撮影

─三丁目の夕日の時代

銀座通りから都電が消える運命の日は、1967年(昭和42)12月9日。ぼくが大学2年、二十歳のときでした。それまではモノクロームのフィルムだったんですが、この年の秋、懸命にアルバイトをして、コダックのカラーポジフィルムを買い、最後の都電を撮り続けました。
 もちろん、この後も残った都電の系統はあったんですが、もう全然気が抜けてしまって…。そのころからですね、蒸気機関車の撮影に向かっていったのは。
 だから、1963年から67年までの、この5年間が、都電の撮影に集中して打ち込んだ日々です。それは、高度成長で日本の風景が変わっていく、直前の時代でもありました。三丁目の夕日の、あの姿が都電が走る街にあったんですね。
 あと2年後の2011年は、都電前身の市電誕生から100年目に当たります。この頒布会も100年の年で完結するように、組んでもらいました。唯一残った都電荒川線では、4月26日から新型車両も走り始めましたね。うん、まだまだがんばってる!  
  
(談/文責・本誌編集部)


都電-昭和を走った40系統-風景印付きポストカードコレクション頒布会
 まぶたに浮かぶセピア色の風景。想い出すのは、平屋が並ぶ街に電信柱、唯一大きな建物は百貨店。道路はただただ広く、その真ん中にあったのがチンチン電車の併用軌道。このたび、その懐かしい昭和の世界、ありし日の都電40系統を風景印付きポストカードコレクションで振り返る頒布会が発足します。

 東京電車鉄道が品川~新橋間で開業したのが、1903年(明治36)。その後、毎年のように新路線が開業され、庶民の足として慕われてきた都電。しかし、バスや地下鉄の発達とともに、すでに1952年(昭和27)に廃止された26系統を除けば、1963年(昭和38)の14系統杉並線の廃止の時点で、最大40系統まで張り巡らされていた路線も、次第に廃止へと追い込まれて いきました。そして、現在は早稲田~三ノ輪橋間の荒川線のみが運行されています。

 本頒布会では、都電1系統を1リーフとして、風景印付きポストカード1枚を収めて解説も記載いたします。そして、昭和を走った40系統を順次頒布してまいります。写真提供、および解説は、記事でご紹介した諸河 久さん。頒布終了時には、2大特典もご用意しておりますので、ぜひこの機会をご活用ください。
頒布リーフ 頒布終了時の2大特典!
頒布終了時の2大特典!
▲〈都電 ・ 昭和を走った40系統 ・〉の頒布リーフより、品川駅前~飯田橋の3系統。 ①頒布品と同じ写真のポストカード、全40枚をプレゼント!
②オリジナルフレーム切手シート1枚(50円切手10枚、非売品・上)をプレゼント!
頒布会の内容
リーフ記載内容(全40リーフ)
 ① 風景印付きポストカード(都電各系統車両の写真を印刷したポストカードに、写真と同図案の50円フレーム切手1種を
貼付し、各系統にちなんだ郵便局の風景印を押印したもの)
 ② 各系統別の停留所構成と、沿線・車両等の解説
写真提供および解説:諸河 久 さん
頒布内容:毎月1回、2リーフ(2系統)全40リーフを頒布。
 (最終回には目次リーフもお届けします)
頒布期間:2009年8月~2011年3月(全20回)を予定。
 2大特典(右上)は、① ②とも、最終回にお届け予定。
頒布価:毎月1,700円(税込・荷造送料毎月別途)
専用バインダー:全1冊を特別価格2,900円で頒布予定(税込・荷造送料別途、第3回頒布時に同送・扉リーフ付き)
お支払い方法:毎回の頒布品をお受け取り後、その都度の後払いとなります。
お申込締切日:2009年7月31日(金)

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