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竹喬美術館のこと
2009.06.19
キャラメール19号にてご案内中の小野竹喬(おの ちっきょう 1889-1979)のことをもっと知るために、先日岡山県笠岡市にある「竹喬美術館」に行って来ました。

事前の勉強不足により、切手になっている「奥入瀬の渓流」(「近代河川制度100年」)については、実は東京都現代美術館の所蔵と分かり、本画を見ることができず、残念でした。

近代河川制度100年 2種連刷
小野竹喬画「奥入瀬の渓流」

しかし今年は、竹喬生誕120年にあたり、11月より大阪市立美術館、竹喬美術館最後に東京国立美術館と回る、かってない規模の回顧展が開催されるので、楽しみに待ちたいと思います。

竹喬はあの竹内栖鳳(たけうち せいほう)に師事し、その後、京都市立絵画専門学校の同期生であった土田麦僊(つちだ ばくせん)、村上華岳(むらかみ かがく)らと「国画創作協会」を結成して、日本画壇に新風を吹き込みました。

同時代には、他に1979年~83年に発行された近代美術シリーズでお馴染みの福田平八郎伊東深水(いとう しんすい)や岸田劉生(きしだ りゅうせい)など近代日本画の一時代を築いたそうそうたる画家達がいます。

竹喬は竹喬美術館だけでも、971点という非常に多くの作品を残しており、所蔵は何館にもわたっています。
もちろん今回全ての作品を見ることができた訳ではありませんが、作品集をお借りして色々と見ていると、なぜ数多くの作品の中から、「奥入瀬の渓流」が切手に選ばれたのか、少しだけわかったような気がしました。
また、切手は小さな「美術品の宝庫」であることを、改めて感じた旅でもありました。

近代美術シリーズ第7集
竹内栖鳳「アレ夕立に」
1968年切手趣味週間
土田麦僊「舞妓林泉」
近代美術シリーズ第4集
村上華岳「裸婦」
近代美術シリーズ第10集
福田平八郎「筍」
近代美術シリーズ第15集
伊東深水「吹雪」
近代美術シリーズ第11集
岸田劉生「麗子像」

業務課A

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