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| イギリス「グリーティング切手・思い出」切手帳(1992年)より |
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| 古代エジプトの女王クレオパトラが,ローマの武将アントニウ スを招いて豪華な宴を開いたときのこと。 その席上で,彼女は耳元を飾る真珠の片方を,酢の入った金杯で溶かして飲み干したとか。 エジプトの巨万の富を顕示した,まさに女王流の乾杯ですね。 真珠は紀元前から,最高級の宝飾品として王侯貴族に愛されて きました。 かつてはきわめて貴重な宝石でしたが,明治時代に日本で初めて養殖真珠が誕生し,次第にだれでも気軽に楽しめるも のとなりました。天然真珠がほとんど採れない現在では,日本の特産として世界中の人気を集めています。 ちなみに真珠は6月の 誕生石。そのため日本真珠振興会では6月を「真珠月間」に,またその第1日目を「真珠の日」に定め,パールプリンセス・コンテス トや真珠のデザインコンテストなどの行事を行っています。 最近ではより安価のイミテーション(人工真珠)も普及しています。 けれど養殖真珠の美しさは,いわば人の技術と自然との調和が生み出したもの。だからこそ,天然のものと何ら変わらない価値を認められ愛され続けているのではないでしょうか。 |