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金陵山 西大寺 会陽 (裸祭り)
2009.04.15
太陽のように明るく恵深い春の心にめぐり会う
〔写真提供:岡山観光連盟〕
西大寺会陽 西大寺会陽(裸祭り)切手 西大寺会陽(裸祭り)切手 西大寺会陽(裸祭り)切手 西大寺会陽(裸祭り)切手
 西大寺は岡山市の東部、吉井川河口にある寺院です。

751年(天平勝宝3)、藤原皆足姫が千手観音像を安置した地に、777年(宝亀8)に安隆上人が伽藍を建立しました。

その際に竜神から授かった犀の角を堂の下に納め、寺名を犀載寺と称し、のちに改称して西大寺となりました。

 毎年2月の第3土曜の夜に行われる会陽(裸祭り)は、岩手県黒石寺の『黒石裸祭(蘇民祭)』、大阪市四天王寺の『どやどや』と並ぶ日本三大奇祭のひとつで、大勢の裸の男たちが“御福”を得るといわれる「宝木」を奪い合います。

もともとは1300年前の奈良時代、旧暦正月元旦から14日間続く祈祷が結願する日の真夜中に、牛玉とよばれる紙の護符を投下したのが始まり。

牛玉争奪戦は年々激化。室町時代の1510年(永正7)、時の住職が牛玉を宝木に代え、奇祭を“会陽”と名付けました。途絶えることなく続き、2010年に『会陽500年』の節目を迎えます。  

 御福窓から撒かれる大量の水も、一瞬にして湯気に変えてしまうような熱気のなか、深夜0時、すべての明かりが消え宝木が投下されると、裸の集団は投げられた方向に向かって大きな渦を巻くといいます。

切手に描かれた会陽の様子からも、地を這うようなどよめきと熱気が伝わってくるようです。
西大寺会陽(裸祭り)切手シート
西大寺会陽(裸祭り)宝木と福男 宝木は、お寺で配られる護符が「ぼっけぇ利益があるんじゃそうな」と評判になり、殺到した人々に投げ与えたのが始まりだとか。
 護符はやがて紙から木(直径4センチ、長さ20センチほど)になり、 神の木と同じ読みで「宝木」と書くようになりました。会陽のクライマックスは、深夜0時、御福窓から宝木が投げ入れられる瞬間です!

たった2本の宝木をめぐる争奪戦を制した者だけが“福男”と呼ばれ、その年の幸福を約束されます。
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