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| (中段左)日本 「新動植物国宝」45円(1967年) フィンランド「友情」切手帳より(1996年) |
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| 『NIKKI 1 : MEIJI 42 NEN, 1909』一後に「ローマ字日記」の 通称で知られるようになる,詩人・石川啄木,明治42年の日記に つけられた標題です。 作家として身が立たず,生活に追われる日 日の苦悩が,文字どおりローマ字で記されています。その理由を “読ませたくないからだ”と彼自身が冒頭で告白しているように, 一見日本語でないかのようなローマ字綴りだからこそ,魂の悲痛 な叫びを正直に書き表すことができたのでしょう。 ローマ字は,16世紀末にポルトガル人宣教師によって日本に持 ち込まれました。明治以降,J.C.ヘップバーンによる英語流の 綴り方がヘボン式の名で普及しましたが,これに対し日本式ロー マ字を発案したのが物理学者の田中館愛橘です。彼は1952年5月 21日に亡くなりましたが,それを区切りよく20日としたのが,こ の「ローマ字の日」。財団法人・日本のローマ字社が主催するもの で,この日を中心に各種の研究会や講演会が開かれています。 ローマ字はカタカナと同様,外来語を巧みに取り入れる日本語 の寛容さを示す,最も身近な例と言えるのかもしれません。 |